包丁式にいってきました ~その2~
まいど、べんです。
包丁式の続きです。
包丁さばきも見ごたえがありますが、
もうひとつ面白かったことが!
それは、“まな板”です。
●まな板の上の森羅万象
今回の四條真流さんの場合、
まな板のサイズは、ヨコ3尺6寸5分、
タテ2尺4寸、厚さ3寸3分、脚の高さ4寸でした。
進行役をつとめた斎藤憲次会長のお話によれば、
コレには、意味があるそうです。
まず、![]()
ヨコは1年365日なので3尺6寸5分、
タテは24時間(又は12ヶ月×2(陰陽))で2尺4寸
厚さは女性の厄年33才で3寸3分、
脚の高さは男性の不惑の年40から来て4寸とのこと。
(※脚の高さは、男性の大厄42歳で、4尺2寸というのもあるらしい)
まな板の中に宇宙があるんです。
また、式が始まる前、
まな板の上には、5色(赤、青、黄、白、黒)の、
各色紙でつつまれた五穀が置かれていました。
これは、日本料理の基本、
「五味五色」を意味しているそうです。
「まな板開きの儀」→
「まな板清めの儀」が行われます。
●包丁式で使われる食材
今回は、鯛が使われていましたが、
包丁式では、基本的に「三鳥五魚」が使われるそうです。
三鳥は、鶴・雉・雁
五魚は、鯉・鯛・鱸(スズキ)・まな鰹・鮒 です。
(中国文化の影響を受けているので、
淡水魚の鯉が最上とされています)
●包丁式の歴史
最後に、包丁式の歴史を簡単に書いておきます。
『包丁式』は、奈良~平安時代頃、宮中の儀式として始まり、
その後、武将のたしなみとして流行しました。
室町時代には、関西を中心に各神社に伝わり、
盛んに行われましたが、
今ではそのほとんどが消滅しています。
現在では、四条流の一派に伝わり、
西日本のいくつかの神社で伝承されています。
●どこで見れる??
今回訪れた高家神社では、
毎年10月17日(神嘗祭)と11月23日(新嘗祭)に
包丁式が奉納されます。
他、メジャーなものでは、
○滋賀県守山市 下新川神社の「鮒鮨切り祭り」
○滋賀県今津町 白山神社の 「シイラ祭り」
○広島県久井町 稲生神社の 「場の魚」
などがあります。
関東では、
○横浜 伊勢山皇大神宮 包丁式 (5月中旬)
○三浦半島の三崎 海南神社では「まぐろ包丁式」(4月)
その他、
○茨城の大洗磯前神社にて、「あんこう奉納包丁式」(10月)
なんていうのもあるようです。
これからの予定は、
10月26日(日) 茨城・大洗磯前神社
11月23日(日) 千葉・高家神社 (近くでお祭りも同時開催)
で開催あり。秋の小旅行にいかがですか?
| 固定リンク
「食のイベント」カテゴリの記事
- 包丁式に行ってきました -その1-(2008.10.21)
- 包丁式にいってきました ~その2~(2008.10.24)




コメント