砥石講座 第2回 「天然砥石はロマンだっ!」
まいど、足軽のべんです。![]()
なんだか、夜になるとくしゃみが出て、
これは、秋の花粉症でしょうか?![]()
さてさて、砥石の話。
鋼は、研がれて初めて刃物となります。
鋼と砥石が、お互いの身を削りあいながら、
道具として生まれ変わっていくのですねぇ。
砥石は、「天然砥石」と「人造砥石」の2つに分類され、
現在、世の中で使われている砥石は9割以上が人造砥石です。
しかし、今でも日本刀の世界では「天然砥石」は欠かせません。
刃持ちの良さ、そして、より一層の切れ味を味わうには、
やはり自然の石=天然砥石なんですよねぇ。
包丁用の仕上げ用で、最低3~5万円。高いものだと数十万。
げっ
、高っ!!
でもいつかは使ってみた~い!!
今日は、そんなハーレーダビットソンのような
天然砥石についてです。
●砥石誕生
(京都「合砥」の場合)
今から約2憶5000万年前、赤道付近の海底
において、
風で運ばれた粘土や、海底に生息する微生物の遺骸が、
1000年に1mmという長~い時間をかけ、静か~に積もって、
地層を形成します。
(後にこの微生物の遺骸が研磨剤、粘土の部分が結合剤となるのだ
)
さらに、その海底の堆積物が、今度はプレートに乗り、
年に数センチというこれまた超スロースピードで、
じわ~りじわりと太平洋を移動
して、
地殻変動などの末、
ぼこっ
(又はメリメリっ)と地表に現れたのが、
琵琶湖西岸から日本海に抜ける、京都周辺の鉱脈です。
ここからは、良質の仕上げ砥石が産出されます。
・・・これが、天然砥石。
ちょっと、ちょっと、ロマンじゃないですこと??
天然砥石は、長い年月をかけて届いた、
地球からの贈り物
だったんですね。
私、もうこれだけで、天然砥石ほしくなるわけで・・・。
●天然砥石の産地
天然砥石は、かつては日本全国で採れました。
明治初期には、173種類もの銘柄の砥石があり、
最盛期には、900ヶ所で採掘されていたそうです。
しかし・・・、
採算に合わないきつい仕事のため、
その多くが廃山となる運命に・・・。
現在はごくわずかに採掘されている程度です。
むむ、残念・・・。
参考までに、主な砥石の産地は以下の通りです。
<仕上げ砥>
京都府 『合砥』
長崎県対馬 『対馬砥』
<中砥>
京都府亀岡市 『丹波青砥』
兵庫県但馬地方 『但馬砥石』
愛知県設楽町 『三河名倉砥』
熊本県 『天草砥』
<荒砥>
和歌山白浜町 『大村砥』
<採掘終了>
愛媛県砥部町 『伊予砥』
群馬県沼田市 『沼田砥』
福島県会津 『会津砥』
どうです?
天然砥石、使ってみたくないですか?
P.S.
何度修正しても、行間が開きません。
読みにくくて、すいませ~ん (*_ _)人
| 固定リンク
「砥石」カテゴリの記事
- 砥石講座 第1回 「砥石はムズカシイ??」(2008.09.21)
- 砥石講座 第2回 「天然砥石はロマンだっ!」 (2008.10.17)

コメント